中国製 USB オシロスコープ の ISDS205C を購入してみた
仕様は似ているが同じでは無い。
入力カップリングが 6022BEはDCのみ ISDS205CはACとDC
垂直軸のレンジが 6022BEは20mV/div~5V/div ISDS205Cは10mV/div~10V/div
水平軸のレンジが 6022BEは1ns/div~5000s/div ISDS205Cは1ns/div~100ms/div
ISDS205Cの仕様が劣っていると思ったら、遅い時間は使うアプリが違ってた。
トリガタイプがISDS205Cだけ両エッジがある。
自分的にポイントが高いのは次の2点。
入力カップリングにACとDCがある
垂直軸のレンジに10mV/divがある
Hantekは製品数が多い。ホームページ、マニュアル等がしっかりしている。
Instrustarは USBオシロスコープだけ。ホームページやマニュアルは雑な感じ。
製品の安心感は6022BLにあるが、機能重視でISDS205Cを選んでみた。
Aliexpressで6000円のショップで注文。18日間で届いた。
外箱は潰れることなく無事到着。
付属CDは本体の下に埋もれてる
中も無事と思ったらプローブが入っていない。
中身を撮影しショップに連絡したら、謝罪とプローブを発送する連絡が来た。
紙のマニュアルは入っていないのでホームページからダウンロード。
書いてあるのは仕様とアプリの簡単な説明だけ。
付属CDの中は古いので最新版のアプリをホームページからダウンロード。
Windows10のPCにすんなりインストール出来た。
オシロスコープのアプリでSPI通信の波形を見てみた。
動作しているようで良かった。
入力を50Ωで終端し垂直軸を最大感度にしてみた。10mV/div
CH2に少しオフセットがあった。
オフセットは設定できるので問題にはならないだろう。
次にロジックアナライザのアプリを使ってみた。
オシロスコープで見たSPI通信をロジックアナライザで見た。
これも動作しているようで良かった。
画像は8chだが 設定すれば16chまで表示する。
マニュアルに Saleae のロジックアナライザのソフトに対応となってる。
最初は謎だったが、いじくりまわしたら分かった。
ISDS205C にスイッチがあり「Logic」と「Saleae Logic」の印字してある。
スイッチを「Logic」にして起動すると Instrustarのソフトが動く。
スイッチを「Saleae Logic」にして起動すると Saleaeのソフトが動く。
どういうことだろうと思ったら USBのVIDとPIDを変えていた。
スイッチを「Logic」にした時
スイッチを「Saleae Logic」にして Saleaeのアプリを入れた時
他社のVID PIDを使ってSaleasのソフトにタダ乗りしているということか?Aliexpressで500円で売っているロジックアナライザや
Hantek 6022BLもSaleasのソフトが使えてるネタが見つかる。
Saleasは対策しないのだろうか。してるけどいたちごっこなのか?
プロトコルアナライザは便利だなと思っていたら
さらに多機能のフリーソフトがあった。
PluseView https://sigrok.org/wiki/Downloads
PluseViewを使ったところ。
プロトコルアナライザの種類が多く、いろいろ表示してくれる。
これも8chまでしか表示しなかった。
プロトコル解析するとは PluseView を使うことにした。
6000円でここまで出来ればじゅうぶん。
Amazonだと10000円で売ってるみたい。