続・ 自作 の デサルフェーター で車の バッテリーが復活するのか?

自作したデサルフェーターでバッテリーがどうなったか確認。

測定は土曜日の車を使用する直前に行った。

 

デサルフェーター取付直前 280CCA バッテリー容量は67%

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1週間後 273CCAに下がった。バッテリー容量は64%に下がってる。

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2週間後 GoToトラベルでお出かけしたので未確認。

 

3週間後 285CCAに上がった。バッテリー容量は74%に上がっている。

Gotoトラベルで長距離を走ったせいか?

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4週間後 287CCAに上がった。バッテリー容量は78%に上がっている。

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1週目にCCAが下がった理由は何だろう?

悪影響は無さそうなので数か月単位で様子を見てみよう。

たぶん、続く。

 

 

調光器(電圧レギュレーター)で掃除機を静音化してみた

コロナ禍で家にいる時間が長くなり部屋が汚れやすくなった気がする。
昔ながらのコード式掃除機は爆音なので夜間の使用は控えていたが
夜間でも掃除できるように掃除機を静音化したくなった。

 

壁コンセントの電圧を下げる調光器(電圧レギュレーター)を探してみた。
壁コンセントに接続するのでメーカー不明の怪しい物は避けたかった。
200W以下だと何種類かあったが掃除機に使えるものは見当たらなかった。
掃除機に使えそうな電力のものは電子部品として売られていた。
基板むきだしだったり、アルミケースに入っていたり。

基板むきだしの物は数百円からあった。


そのままだと感電する。
基板をよく見たらヒステリシス軽減用の部品が見当たらなかった。
安くても使いにくいのは、後で作り直したくなるので却下。

 

アマゾンで約1500円で売っているものは基板にヒステリシス軽減用の部品らしきものが見える。


金属のケースに入っているので基板むきだしよりは安全。
アマゾンにあるということは Aliexpressにもあるのではないかと思ったら案の定あった。
急ぐ必要は無いので Aliexpressで送料込み450円のものを注文。
12日という異例の速さで届いた。届いた物は見た目がおんぼろのこれぞ中国製。

ケースの板金は保護ビニール貼りっぱなし。板金はペナペナで歪みまくり。

端子台はケースを外さないと配線できない残念仕様。

 

チェックをせずにコンセントに接続する度胸は無いので分解して中身をチェック。
はんだ付けは はんだ槽を使ったようで割とまともだった。
放熱器は曲がっている。穴位置が合っていないので片方は固定していない。トライアックで固定したつもりかも。

 

分解したついでに回路図にしてみた。


秋月電子のキットと比較するとスナバの抵抗値が4.7kΩになっている。秋月電子のキットは100Ω。
ヒステリシス軽減回路は存在していた。
AC220V4000Wの調光器となっているが18Aに耐える基板のパターンに見えない。
パターンに はんだを盛って頑張っているがどう見ても足りない。
無理して10Aがいいところのような気がする。

先人達のネタを見るとAC100Vで使うとボリウムの可変範囲が狭いらしい。
ヒューズは付いているが20Aは大きすぎる。日本の壁コンセントは最大15Aだったような。
スナバ回路が頼りない等、いろいろ気になるので改造した。
ボリウムに180kΩを並列に追加。ヒューズは10Aに変更。端子台の出力側にバリスタを追加。
改造後の回路図


改造した基板の裏面(黒いのがバリスタ、ボリウムの下についているのが180kΩ)


電球で動作確認。
ボリウムが左一杯で0Vになった。
ボリウムを右に回すと1/3ぐらいまで0Vのまま。その後、急に25Vになる。

あとは右に回した分だけスムーズに電圧が上がった。
右一杯から左に回していくとスムーズに電圧が下がり、左一杯に近づくと0Vになった。
25Vから急に0Vになるかと思ったがそんなことは無く、電圧が下がる動作はスムーズだった。
ヒステリシス軽減回路がこんなものなのか、最適化すればもっとスムーズに可変できるのかは不明。
気が向いたら調べてみよう。

端子台むきだしは使いにくいので先人達の真似をして100均で延長コードを購入し取り付けた。


本来の目的である掃除機は良い感じで静音化でき目標達成。

たのしいおもちゃでした。

 

この内容は電子工作で危険が伴います。試行は自己責任です。私は責任を負いません。

 

ANCEL BST100 バッテリーテスター が届いたので使ってみた

自作 デサルフェーター の効果確認用に注文した2000円の バッテリーテスター ANCEL BST100 が届いた。

Aliexpressで注文し25日かかった。Aliexpressは約3週間で届くことが多いような気がする。

 

箱は少し潰れていたが中身は無事だった。

中身は本体と英文マニュアル。

 

バッテリーテスターを使ったことがないので直流安定化電源に接続してみる。

通電すると Main Menu がでた。

バッテリーのCCA値を知りたいので Battery Test を選んで ENTER を押す。


Battery Type のメニューがでた。

私のバッテリーは ありふれた鉛バッテリーなので Regular Flooded を選んで ENTER を押す。

 

Select Input のメニューがでた。

CCA になっているので調べるバッテリーのCCA値が設定できる。

 

矢印を何度か押すと JIS になった。

 

ENTER を押すと日本で売っているバッテリーの名前で設定できる。

設定できるバッテリーは以下のものだった。

NS40Z NS50Z NS60Z NS70Z NS100Z NS120Z NS150Z NS200Z 
26A17 26A19 32A19 26B17 28B17 28B19 32B20 34B17 34B19
36B20 38B20 40B20 42B40 46B19 46B24 46B28 55B24 70B24
85B60 32C24 48D26 50D20 50D23 50D26 55D23 55D26 60D23
65D23 65D26 65D31 70D23 75D23 75D26 75D31 80D23 80D26
85D23 95D31 115D31 95E41 105E40 115E41 130E41 105F51
115F51 130F51 145F51 150F51 170F51 145G51 165G51
180G51 195G51 195G52 190H52 245H52

 

私のバッテリーは 40B19L なのだがリストになかった。

今回はCCA値を設定することにした。

40B19Lの CCA値は270らしいので Select Input を CCA に設定し数値を270に設定。

 

ENTER を押したら 測定が始まった。

 

7秒で測定終了。

小容量の直流安定化電源を使ったので酷い結果。 REPLACE と交換メッセージがでた。

 

使い方がわかったので実車で確認。

1年前 ホームセンターで一番安かった 日立化成のSspec S40B19L。

CCA値は280だった。定格の270より大きい値。

1年前は280より大きい値だったのか?

毎日 車を使っているので サルフレーション が少ないのか?

誤差なのか?

 

2000円でこれだけ調べられればじゅうぶん。

今までは3年毎にバッテリーを無条件に変えていたが

CCA値を調べれば最適な交換時期を知ることができたような気がする。

もっと早く買っておけば良かった。

後は、自作のデサルフェータを取り付けてCCA値がどうなるか楽しみ。

 

おまけ

バッテリーとの接触が悪いと CHECK CONNECTION のメッセージがでる。

MyGica S270 (USB TVチューナー)を動かしてみた

AliexpressのセールでMyGicaのS270というUSBのTVチューナーが2600円だったので買ってみた。

中身はPLEXのPX-S1UDらしい。既に先人達が動かしているのを参考にさせて頂いた。

 

22日で到着。海外からくる荷物は箱が潰れたりするが今回は綺麗。中身もちゃんと入ってた。

 

わかりやすそうなシリアル番号になってた。

型名S270 製造年月日2018年11月08日 208台目かな。

日本で見かけないPALコネクタになってる。ヨーロッパで使用されているらしい。

F型の変換コネクタが付属しているので問題なし。

 

現在のTV視聴環境 MonsterTV HDUS + TVTest0.7.23(x86)に追加することにした。

使用したファイルは以下の2つ。

 

USBドライバ

http://file.geniatech.com/mygica/Driver/S270%20Driver.zip

解凍すると Driver というフォルダができる。

PCはWindows10 64bitなので64bitのドライバを使用する。

Driver\x64\setup.exe というファイルを左ダブルクリックで実行しインストール。

最初 Driver\setup.exe というファイルを左ダブルクリックしたが反応なかった。

 

BonDriver_BDAST Ver.1.01

https://www.axfc.net/u/3943729

このファイルはすんなりダウンロードできなかった。5回目でゲット。

解凍すると BonDriver_BDAST というフォルダができる。

TVTest0.7.23(x86)を使用しているので32bitのドライバを使用する。

BonDriver_BDAST\Release\Win32\BonDriver_BDAST.dll というファイルを

BonDriver_BDAT.dll にファイル名を変更し TVTest.exe と同じフォルダに入れる。

BonDriver_BDAST\BonDriver_BDAT.ini を TVTest.exe と同じフォルダに入れる。

 

 

TVTestの設定

TVTest.exe のショートカットを作成し TVtest1 にファイル名に変更。

TVTest1 ショートカットのコマンドラインオプションを /ini TVTest1.ini /d BonDriver_BDAT.dll に設定。

既にある TVTest.ini を複製し TVtest1.ini にファイル名に変更。

 

 

TVTestの実行

ショートカットの TVTest1 を起動。

エラーが出るが無視する。(エラーが出ないでTVが見えるかも)

TVTestのウィンドウ上で右クリック。

「設定」を左クリック。

指定したBonDriverは「BonDriver_BDAT.dll」に設定。

デコーダは「TVTest DTV Video Decoder」に設定。(MonsterTV HDUSを動かした時のもの)

レンダラは「EVR」に設定。

カードリーダは「スマートカードリーダ」に設定。

TVTestを閉じる。

ショートカットの TVTest1 を起動しエラーが出ないことを確認。

放送しているチャンネルを選んでTVが見られることを確認。

 

 

S270はそれなりに発熱している。

室温24℃で1時間通電後の表面温度は43℃だった。

内部温度はいったいどうなっているのやら。

 

ソフトがWindows10に対応しているのですんなりできた。

MonsterTV HDUSもWindows10に対応して欲しいな。

自作 の デサルフェーター で車の バッテリーが復活するのか?

 EDN Japanに 「 劣化した車のバッテリーを復活させる方法 」 という記事があった。

https://ednjapan.com/edn/articles/1908/06/news004.html

デサルフェーション 回路で 劣化した バッテリーを復活できるとのことだった。

私は3年毎に車のバッテリーを交換している。長持ちするなら節約になってありがたい。

 

バッテリーが劣化する原因はわかっているようでwikiに出ている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/鉛蓄電池

劣化の原因である サルフレーション (白色硫酸鉛化)を除去するのが デサルフェータらしい。

 

デサルフェータの原点は2000年7月のこの記事らしい。

http://alton-moore.net/graphics/desulfator.pdf

バッテリーでパルス発生回路を動作させ、発生したパルス電圧を同じバッテリーに印加している。

この方式は消費電流が数十mA。充電しないと一か月以内にバッテリーが空になりそう。

完成品やキットで販売している多くはこのタイプと思われる。

名前は パルス発生器 や バッテリーパルサー やらいろいろ。

 

ネットで探してみると消費電流が少なくバッテリーに付けっぱなしにできるお手軽な物があった。

宗平技研様が出しているデサルフェータでホームページに動作説明があった。

消費電流は約3mA。電解コンデンサは未使用。超小型。取り付け簡単。1200個の販売実績。どれも素晴らしい。

しかし、WEB直販ページが無くなっていた。とても残念。再販して欲しい。

 

さらにネットで調べたら宗平技研様の特許を実験したホームページがあった。(gooおっさんの気まぐれ日記)

いろいろ実験された内容がとても参考になった。

 

特許の回路に興味があったので 自作してみた。

特許の回路がこれ。

 

特許の内容と実験された内容を参考に LTspiceでシミュレーション。

ブレッドボードで実験し定数を調整した。

電源はバッテリーの代わりに直流安定化電源を使用。

 

回路図 と シミュレーション の バッテリー の 電流波形。

 

実際の電流波形。宗平技研様と似たような電流波形だった。

 

実験中のブレッドボードの様子。

 

トランジスタは手持ちの2SA1015-Yと2SC1815-Yを使用。

ショットキーダイオードは手持ちのD1NS4を使用。LTspiceは似たものを使用。

インダクタはAliexpressで0810タイプの10mHを20個160円で入手。

抵抗器は39kΩ~56kΩあたりが振幅と消費電流のバランスの良さそうだった。今回は47kΩにしてみた。

 

シミュレーションと実際の実験で少し違った。

シミュレーションは発振周波数が13kHz、振幅が+45mApeak、-46mApeak。

実験は発振周波数が18kHz、振幅が+35mApeak、-36mApeak。消費電流は2.5mAだった。

 

トランジスタのランクが違うだけで発振周波数、振幅、消費電流がかなり変わった。

YランクからGRランクに変えたら 振幅が約±50mApeak、消費電流は4mAだった。

さらに抵抗値を47kΩから68kΩにするとYランクと同じような動作になった。

 

車で実験用に蛇の目基板の切れ端に組んでみた。

基板の大きさは 3cm×1cm。(蛇の目基板は2.54mmピッチ)

 

おもて

 

うら

 

消費電流

 

使用したインダクタは磁気シールドしていないので鉄や磁石が近づくと発振周波数が変わった。

この現象を利用するとデサルフェータの簡易動作確認ができる。

インダクタとLEDを接続した物を用意。インダクタどうしが近づくとLEDが点灯する。

 

LEDとインダクタをはんだづけ

 

デサルフェータのインダクタの上に乗せる。(電源オフ)

 

電源オンするとLEDが点灯する。

 

バッテリーの状態を事前に知らないとデサルフェータの効果がわからない。

バッテリーの状態はCCA値(Cold Cranking Ampere)で調べられるそうだ。

Aliexpressで2000円の測定器を注文。現在到着待ち。

届いたらCCAを測定しデサルフェータを車に取り付けて実験してみる。

 

たぶん、続く。

 

この内容は電子工作で危険が伴います。試行は自己責任です。私は責任を負いません。

宗平技研様の特許を使用しています。個人的家庭的な使用以外は特許法に抵触します。

e-Better の DTV02-5T-P と ASRock の J4105-ITX で 地デジ録画PCを作った

アースソフトのPT3を2枚使った地デジ録画PCが7年になる。
故障することなく動いていたがWindows7サポート終了もあり新調することにした。

PCケースは使っていなかったシルバーストーンのSG06を再利用。
ハードディスクも使っていなかった3.5インチ 1TBを再利用。
足りないのは以下のもの。
①PCケースがSG06なのでMini-ITXマザーボード
②CPU
③RAM

地デジ録画用なのでなるべく安価に済ませたい。

最近のCPUオンボードマザーボードなら、地デジ録画程度なら余裕でいけそう。

CPUオンボードMini-ITX マザーボードを価格コムで安い順に見てみる。

ASRockはCPUが割と新しく、PCI-Eスロットがあり使えそうなのでさらに調べてみる。

J4105-ITXとJ5005-ITXの2種類がありCPUが違うだけっぽい。
価格差は4000円で性能の差は10%ぐらいなので安いJ4105-ITXを先に購入。


メモリはM75q-1 Tiny用で買ったCrucialのDDR4 SO-DIMM 8GBを取り付けたら動作したので追加購入。
ただし、J4105-ITXはDDR4-2666は使えてもDDR4-2400で動作する。

TVチューナーは余っているPT1があるのでPCI-EPCI 2つに変換するDIR-EB262-C13で試してみた。
しかし、TVを視聴してしばらくすると止まってしまいBonDriverが行方不明になるという現象になった。
デバイスドライバとBonDriverをあれこれ試したり、PCIバスのタイミングも変えたがダメだった。
自分にはお手上げだったのでPT1は別の機会に試すことにして、最近のTVチューナーを探すことにした。

先人達の情報や掲示板を見ていたところ、地デジの5チャンネルチューナーがあった。
e-Better製TVチューナーで DTV02-5T-P というものが1万円で売っている。
中身はPLEXOEMしているDigiBest製らしい。
Windows10で使えるドライバもあり、何とかなりそうなので DTV02-5T-P を購入。

 

組み立ての様子

SG06にJ4105-ITXを取り付けたところ。

 8GBのRAMを1枚取り付け。ケースファンを配線。

 フロントUSBを配線。 フロントオーディオを配線。

 HDDランプを配線 電源ランプを配線。

 電源ボタンを配線。 リセットボタンを配線。

 

 

DTV02-5T-Pを取り付けて配線したところ。

PCIスロットカバーの上側に3mmの隙間ができた。他のボードを使っていた時はピッタリだったのに。

PCケースが歪んだのか? DTV02-5T-Pの加工精度が悪いのか?

 

PCIスロットカバーの隙間が無くなるように取り付けた状態。

基板浮いて電極が見えてしまう。

 

電源をのせて配線したところ。


 

ハードディスクを取り付けたところ。

 

PCIスロットカバーの隙間はPCIスロットカバーを曲げて隙間を無くした。

 

 

組み立てが終わったのでソフトの設定。

公式サイトからソフトをダウンロードしデバイスドライバをインストールしようとしたら
対応していないとかのエラーが出てインストールできなかった。
署名なしドライバはインストールできないのかと思い、テストモードで行ってみてもダメ。
前回、PT1をなんとか動かそうとしてドライバを入れまくったせいかもしれない。
仕方ないのでOSを入れ直すことにした。

LANを接続しないで Windows10 pro 64bit (1903)をインストール。
次に J4105-ITX付属のドライバを入れる。
次に DTV02-5T-Pのドライバを入れたらインストールできた。
使用したファイルはこれ(2019年5月8日更新 DTV02-5T-P用のドライバ)
http://katsunoki.kilo.jp/e-better/download_file/201905-DTV02-5T-P.zip
解凍すると DTV02-5T-Pというフォルダができる。
DTV02-5T-P\Driver\x64\ISDBT6013.inf というファイルを右クリックでインストールする。

LANを接続し Windows Update
認証は自動で通った。
DTV02-5T-P を認識しているのを確認。

BonDriverは公式版とradi-sh版がある。
公式版はBonDriverの他に必要なファイルがあったり、レジストリを使ったりしている。
radi-sh版はシンプルそうなので radi-sh版を使わせて頂いた。(作者と関係者に大いに感謝)

使用したファイルはこれ(BonDriver_BDA改-20190202)
https://github.com/radi-sh/BonDriver_BDA/releases/tag/Release-20190202
解凍すると BonDriver_BDA-2019-02-02というフォルダができる。
他のPCで使っている TvTest 0.7.23(x86)を再利用するので32ビットのBonDriverを使用。
BonDriver_BDA-2019-02-02\x86\Release\BonDriver_BDA.dll を5つ複製し以下のファイル名に変更。
 BonDriver_BDA_T0.dll
 BonDriver_BDA_T1.dll
 BonDriver_BDA_T2.dll
 BonDriver_BDA_T3.dll
 BonDriver_BDA_T4.dll
TVTestのフォルダに入れる。

これも使用した(Digibest系チューナー用BDASpecialプラグイン-20190202)
https://github.com/radi-sh/BDASpecial-IT35/releases/tag/Release-20190202
解凍すると BDASpecial-IT35-2019-02-02というフォルダができる。
BDASpecial-IT35-2019-02-02\BonDriver_5T.ini を5つ複製し以下のファイル名に変更。
 BonDriver_BDA_T0.ini
 BonDriver_BDA_T1.ini
 BonDriver_BDA_T2.ini
 BonDriver_BDA_T3.ini
 BonDriver_BDA_T4.ini
TVTestのフォルダに入れる。

BDASpecial-IT35-2019-02-02\x86\Release\IT35.dll もTVTestのフォルダに入れる。
BDASpecial-IT35-2019-02-02\x86\Release\WinSCard.dll は柔らかいのを使用するのでコピーせず。

自分はTVTestのショートカットを作って、ショートカットのリンク先にコマンドラインオプションを付けてる。
 TVTest.exe のショートカットを5つ作成し以下のファイル名に変更。
 TVTest
 TVTest1
 TVTest2
 TVTest3
 TVTest4

各ショートカットファイルのリンク先にコマンドラインオプションを追加。
 TVTest ショートカットのコマンドラインオプションは /ini TVTest.ini /d BonDriver_BDA_T0.dll
 TVTest1 ショートカットのコマンドラインオプションは /ini TVTest1.ini /d BonDriver_BDA_T1.dll
 TVTest2 ショートカットのコマンドラインオプションは /ini TVTest2.ini /d BonDriver_BDA_T2.dll
 TVTest3 ショートカットのコマンドラインオプションは /ini TVTest3.ini /d BonDriver_BDA_T3.dll
 TVTest4 ショートカットのコマンドラインオプションは /ini TVTest4.ini /d BonDriver_BDA_T4.dll

TVTest.ini を4つ複製し以下のファイル名に変更
 TVTest1.ini
 TVTest2.ini
 TVTest3.ini
 TVTest4.ini

録画にもTVTestを使用しているので TvRockのチューナー設定のオプションを変更。DTune.batで設定。
 チューナー1
  実行アプリ名(視聴用)のオプションは /ini TVTest.ini /d BonDriver_BDA_T0.dll /DID A
  実行アプリ名(録画用)のオプションは /ini TVTest.ini /d BonDriver_BDA_T0.dll /nodshow /min /DID A
 チューナー2
  実行アプリ名(視聴用)のオプションは /ini TVTest1.ini /d BonDriver_BDA_T1.dll /DID B
  実行アプリ名(録画用)のオプションは /ini TVTest1.ini /d BonDriver_BDA_T1.dll /nodshow /min /DID B
 チューナー3
  実行アプリ名(視聴用)のオプションは /ini TVTest2.ini /d BonDriver_BDA_T2.dll /DID C
  実行アプリ名(録画用)のオプションは /ini TVTest2.ini /d BonDriver_BDA_T2.dll /nodshow /min /DID C
 チューナー4
  実行アプリ名(視聴用)のオプションは /ini TVTest3.ini /d BonDriver_BDA_T3.dll /DID D
  実行アプリ名(録画用)のオプションは /ini TVTest3.ini /d BonDriver_BDA_T3.dll /nodshow /min /DID D
 チューナー5
  実行アプリ名(視聴用)のオプションは /ini TVTest4.ini /d BonDriver_BDA_T4.dll /DID E
  実行アプリ名(録画用)のオプションは /ini TVTest4.ini /d BonDriver_BDA_T4.dll /nodshow /min /DID E


Windows10はデコーダが入っていない。
これも使用した(TVTestVideoDecoder ver.0.3.0)
https://github.com/DBCTRADO/TVTestVideoDecoder/releases/tag/v0.3.0
同梱されているテキストファイルを見ながらインストール。


TVTestを起動。
TVTestのデコーダをTVTestVideoDecoderに変更。
TVTestのレンダラをEVRに設定。
TVTestのカードリーダをスマートカードリーダに設定。

TVTestを再起動し動作確認。
チャンネルスキャンしチャンネル設定。
ところが、チャンネルスキャンをすると存在するチャンネルをスルーするときがある。
「信号レベルを無視する」にチェックを入れるとスルーしなくなった。
アースソフトのTVチューナーでは無かった現象。
DTV02-5T-P は応答が遅いのだろうか?

TVTestが表示する受信レベルがアースソフトのTVチューナーより10%ぐらい低い値になる。
DTV02-5T-P の感度が悪いのか、BonDriverが違うからなのか不明。
今まで見えてたチャンネルは全部見えている。

5つのTV視聴を同時にしてみたらCPU負荷が60%前後をふらふらしていた。
オンボードCPUでも意外にいけたのでちょっと感動。

TVRockで留守録をしてみたところ休止と復帰を繰り返しても問題なく動作した。
しばらく、PT3の地デジ録画PCと併用し様子見。
問題なさそうだったら 、PT3の地デジ録画PCをメンテしよう。

後で気が付いたのだが「Visual C++ 20xx再頒布可能パッケージ」を何も入れてなかった。
何で動いたのだろうか? Windows Updateで入った? 知らぬ間にこっそり入った?
J4105-ITX付属のドライバを入れた時にいっしょに入った?
「設定」-「アプリと機能」-「アプリと機能」を見てもいない。何か気持ち悪いな。

 

どなたかの参考になれば幸いです。